カルデロンの芸術

マックス・コメレル [著] ; 岡部仁 訳

ヨーロッパ・バロック文学の頂点として、とりわけベンヤミンのドイツ・バロック演劇論の対象とされたカルデロン文学の本質と魅力、その芸術の精華を謳い、今世紀におけるカルデロン劇復権に資する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 精神生活と芸術手法
  • 補完的比喩
  • 自然国家
  • 宝庫
  • ことのはじまり
  • 洞窟
  • 粗皮をまとって
  • バロックの「見せる」趣向
  • 死のパントマイム
  • 舞台上のアトリエ
  • 内面生活の具象化
  • 魂の戦いとユーモア
  • 百姓と従僕
  • キリシタン新入りの従僕
  • 被造物の権利
  • 運命の圏外
  • 聖者
  • アモールとプシケー
  • 換骨奪胎
  • 舞台の驚異と言葉の驚異
  • 約束ごとの劇
  • 異教説話と夢幻的茶番劇
  • 運命説話の中心に立つ女傑
  • 非女性的‐超女性的
  • 演じられる年代記
  • 高慢と転落
  • 『人生は夢』の哲学的解釈に対する疑問
  • 試練
  • 中世の神秘劇と聖餐神秘劇
  • 『大世界劇場』における普遍
  • 自作世俗劇から聖餐神秘劇への改作
  • 『人生は夢』-世俗劇と宗教劇と
  • カルデロン作品解説

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 カルデロンの芸術
著作者等 Kommerell, Max
岡部 仁
コメレル マックス
書名ヨミ カルデロン ノ ゲイジュツ
書名別名 Beiträge zu einem deutschen Calderon. Band 1
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス 280
出版元 法政大学出版局
刊行年月 1989.11
ページ数 265p
大きさ 20cm
ISBN 4588002805
NCID BN04012608
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全国書誌番号
90014931
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本
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