本書は、長年にわたり大学で青年心理学を講じてきた著者が、その経験と自らの調査資料を含む多くのデータを用いて、現代の青年が自分自身を考え顧みる際に参考となるよう、わかり易く解説したものです。
「BOOKデータベース」より
長年にわたり大学で青年心理学を講じてきた著者が,その経験をふまえ,現代の20歳前後の人びとが自分自身を考え,顧みるさいの参考となることを主眼として書かれたものである。したがって,この年代の人びとが最も多く直面する恋愛や結婚,心の障害,家族との関係などに多くのページをあて,それらをどのように考えどのように対処したらよいかが理解できるよう,具体的にわかりやすく叙述されている。また,大学・短大の教職課程のテキストとして利用できるよう,必要な青年心理学の基本的事項はもれなくカバーしている。改訂にあたり,図表をはじめすとるデータを全面的に新しくし,本文の大幅な加筆・訂正を行なって現状にそうものとした。青年の心の問題を理解するうえでこの年代の子どもをもつ親や教育関係者・実務家にも有益な書であり,大学・短大のテキストとしても好適な書である。
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