メッセージ分析の技法 : 「内容分析」への招待

クラウス・クリッペンドルフ 著 ; 三上俊治 ほか訳

内容分析はおそらく社会科学でもっとも重要な研究技法一つであろう。それは、データを物理的事象の集まりとしてではなく、シンボリックな現象として理解し、目だたないやり方でデータを分析するという狙いをもっている。自然科学の方法論においては、意味とか指示対象とか帰結とか送り手の意図などに関心を持つ必要はない。このような「ハードな」学問領域から派生した社会調査の方法は、便宜上の理由からこうしたシンボリックな現象を無視しているだけである。しかし、社会の中でシンボルの占める重要性を疑う者はいないだろう。本書は、経験的社会科学者、コミュニケーション研究者、学生など広い範囲の読者のために書かれたものである。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 歴史
  • 概念的基礎
  • 推論の利用と種類
  • 分析デザインの設計理論
  • 分析単位
  • サンプリング
  • 記録作業
  • データ言語
  • 推論のための概念構成体
  • 分析のテクニック
  • コンピュータの利用
  • 信頼性
  • 妥当性

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 メッセージ分析の技法 : 「内容分析」への招待
著作者等 Krippendorff, Klaus
三上 俊治
椎野 信雄
橋元 良明
クリッペンドルフ クラウス
書名ヨミ メッセージ ブンセキ ノ ギホウ
書名別名 Content analysis
出版元 勁草書房
刊行年月 1989.8
ページ数 269, 13p
大きさ 22cm
ISBN 4326600616
NCID BN03800632
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全国書誌番号
89058057
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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