細胞はどのように動くか

太田次郎 著

細胞の運動は、そのしくみの中に生命の謎の一つが潜められているようで、古くから多くの人が関心をいだき、研究をしています。近年、生化学の発達や電子顕微鏡の利用によって、細胞運動を分子のレベルで説明できるようになりつつあります。この本は、筋肉の収縮、繊毛やべん毛の運動、原形質流動、アメーバ運動など、様々な細胞運動についての研究の現状を、やさしくまとめたものです。随所に、筆者の「おしゃべり」をまじえながら楽しくつづっています。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 筋肉はどんなしくみで縮むか(筋肉のつくり
  • 筋収縮のすべり説
  • 筋肉を構成するタンパク質
  • 筋収縮の調節
  • 他の筋肉の収縮)
  • 繊毛やべん毛はどんなしくみで動くか(繊毛運動とべん毛運動
  • 繊毛とべん毛の構造
  • 繊毛を構成するタンパク質
  • 繊毛・べん毛運動のしくみ
  • 細菌のべん毛運動のしくみ)
  • 変化する細胞(細胞の構造と分化
  • 細胞の骨組みとその変化)
  • 原形質はどんなしくみで流れるか(流動との出合い
  • 壁に囲まれた動き
  • 車軸藻類の原形質流動
  • 粘菌変形体の原形質流動)
  • アメーバ運動(アメーバの不思議
  • アメーバ運動についての古い説
  • アメーバ運動についての新しい説
  • アメーバ様運動)
  • 細胞分裂に伴う運動(細胞分裂とその経過
  • 細胞質分裂
  • 紡錘体の構造
  • 染色体の運動)
  • その他の細胞運動(原生動物で見られる二、三の運動
  • 多細胞動物で見られるいくつかの運動)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 細胞はどのように動くか
著作者等 太田 次郎
書名ヨミ サイボウ ワ ドノヨウニ ウゴクカ
シリーズ名 科学のとびら 9
出版元 東京化学同人
刊行年月 1989.8
ページ数 204p
大きさ 19cm
ISBN 4807912496
NCID BN03780954
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
89058149
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想