野間寅美 著
本書は、海の遭難が主題である。危機に直面したとき、人の思考や行動様式はどうなるか、また、どう対処しなければならないか、これには海も陸もないはずである。海陸空を問わず、毎日のように事故や災害が起こっているいま、海の遭難を通じて、先人に思いを馳せ、危機に臨む心構えを探るのも無意味ではあるまい。本書では、たくさんの遭難事例をとり上げた。しかし、これらは遭難記録でも報告書でもない。もちろんフィクションではない。事実に基づいていわゆる読み物として構成したものである。
「BOOKデータベース」より
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