『銀河鉄道の夜』とは何か

村瀬学 著

宮沢賢治『銀河鉄道の夜』はなぜ不思議で魅力的な形象を読者に刻むのか。従来の事実還元主義や文献主義を排し、作品を「物語」として読みぬき、「知」と「信」の相関性を問う視点=「少年の主観性」より解読する新しい批評の地平を拓く、書き下し420枚。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 『銀河鉄道の夜』とは何か(「知る」ことと「信じること」
  • 「午后の授業」の問い-では先生は知っているのか?
  • 『鹿踊りのはじまり』から
  • ジョバンニとは誰か-少年の主観性について ほか)
  • 2 『銀河鉄道の夜』の周辺(最初の読後感から
  • 「児童文学」の骨格
  • 他の児童文学作品との比較
  • 批評の周辺)
  • 3 賢治童話小論(よだかよお前はどこへとびたったのか
  • あとでしかわからないもの
  • 将軍の戦った<敵>について
  • ホモイはなぜ<貝の火>をもらったのか ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 『銀河鉄道の夜』とは何か
著作者等 村瀬 学
書名ヨミ ギンガ テツドウ ノ ヨル トワ ナニ カ
出版元 大和書房
刊行年月 1989.7
ページ数 286p
大きさ 20cm
ISBN 4479720332
NCID BN03701481
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全国書誌番号
89047890
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言語 日本語
出版国 日本
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