余暇と祝祭

ヨゼフ・ピーパー 著 ; 稲垣良典 訳

余暇とは、労働に従事している人間に労働以外の有意義な活動の場を与えること、真実の余暇をもつ可能性を開いてやることである。本当の余暇は無為でなく、まさしく活動である。どのような行為で余暇をみたすべきか、それこそが中心問題である。本当の意味での余暇の実現とは、余暇の本質である祭りをいわい、礼拝することにある。つまり、祝祭を可能にするものがそのまま真実の余暇を可能にすると説く、余暇論に地平をひらく好著。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 西洋文化の基礎としての余暇
  • 2 絶対化された労働
  • 3 余暇の本質
  • 4 真の余暇を実現するために
  • 付説 プロレタリアおよび非プロレタリア化について

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 余暇と祝祭
著作者等 Pieper, Josef
稲垣 良典
ピーパー ヨゼフ
書名ヨミ ヨカ ト シュクサイ
書名別名 Musse und Kult
シリーズ名 講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 1988.12
ページ数 120p
大きさ 15cm
ISBN 4061588567
NCID BN03134472
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全国書誌番号
89014226
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本
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