社会現象としての科学

B.バーンズ 著 ; 川出由己 訳

知識は個人のものというより社会のものとはどういう意味か、科学は政治とどうかかわり、科学者はどういう社会的な力をもつか、我々の社会はテクノクラシーへと進んでいるのか。こうしたもろもろの問いは、科学・技術が巨大な力となっている現在、科学者・技術者だけでなく、社会一般の人々、これから科学者になろうとする学生にも重大な意味をもつものである。本書は、一般の人々にもわかりやすい言葉で、これら「科学社会学」の基本の諸問題を論じたもので、現代社会における科学の実像を明らかにし、人間社会の将来を考える素材を提供している。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 科学の興隆(成長
  • 成長の背景
  • 近代科学
  • 科学・技術と軍備)
  • 第2章 科学者社会の内部で(研究の社会性
  • 誰が重要か?
  • 何が重要か?)
  • 第3章 権威(一つの実験
  • 解釈
  • 科学の権威)
  • 第4章 社会のなかの専門家(科学主義
  • テクノクラシー
  • もう一つの見方)
  • 第5章 未来を考える(いろいろの可能性
  • いろいろの不可能性
  • いろいろの危険)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 社会現象としての科学
著作者等 Barnes, Barry
川出 由己
川出 由巳
バーンズ B.
書名ヨミ シャカイ ゲンショウ ト シテノ カガク
書名別名 About science

科学の意味を考えるために
出版元 吉岡書店
刊行年月 1989.1
ページ数 243p
大きさ 20cm
ISBN 4842702214
NCID BN03090989
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
89022790
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想