須恵村、1935~1985

ジョン・エンブリー, 牛島盛光 [撮影] ; 牛島盛光 著

50年まえのこと、九州の片田舎(熊本県球磨郡須恵村)に若いアメリカ人夫妻が住んでいた。ジョン・エンブリーといい、シカゴ大学から派遣された人類学者で、日本農村の社会構造や日本人の性格、行動規範を調査するためであった。その成果は、Suye Mura,A Japanese Village(1939)として刊行され、日本研究では必読書の一冊として、ひろく世界の人びとに読まれている。本書は、三部から成っているが、「写真民族誌」は、彼がフィールドワークと並行して撮影した写真をとおして、Suye Muraの内容をより視覚的に再現し、さらにその後、須恵村がたどった農業経済の構造的変動、村民の社会生活・価値観等の変容過程を著者の追跡調査の成果と写真を使ってモノグラフ風にまとめたものである。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 写真民族誌・須恵村1935〜1985(景観
  • 農業
  • 諸職
  • 家庭生活
  • 社会生活
  • 人生
  • 年中行事
  • 民間信仰)
  • 2 ジョン・F.エンブリー、その生涯と業績
  • 3 エンブリー著作一覧

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 須恵村、1935~1985
著作者等 Embree, John Fee
牛島 盛光
書名ヨミ スエムラ センキュウヒャク サンジュウゴ センキュウヒャク ハチジュウゴ
書名別名 写真民族誌
出版元 日本経済評論社
刊行年月 1988.12
ページ数 158p
大きさ 20×27cm
ISBN 4818802581
NCID BN03016115
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
89016564
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想