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老人社会学の展開
大道安次郎 著
[目次]
- 目次
- はしがき
- 第一章 老人社会学への招待 / p1
- 一 「第二の人口革命」-人口高齢化
- 二 人口高齢化の投げかける波紋-ジェロントロジーの登場
- 三 ジェロントロジーと老人社会学-老人社会学の課題と問題領域
- 第二章 老人の社会学的概念 / p39
- 一 「年をとる」-老人-ということの多義性
- 二 「暦年」による老人概念
- 三 発展段階によるとらえ方-「生物学的なとらえ方」
- 四 医学的とらえ方-心理学的とらえ方
- 五 主観的とらえ方
- 六 社会学的とらえ方-その理論的根拠
- 七 「共通の広場」への参加の道
- 第三章 定年制 / p83
- 一 老人線と定年制-定年制の投げかける諸問題
- 二 定年制の概念規定
- 三 定年制の存在理由-前提条件の吟味
- 四 定年制をめぐる最近の動向-定年制延長をめぐる諸問題
- 五 老人社会学の課題としての定年制
- 第四章 老人パースナリティー / p101
- 一 パースナリティーをめぐる諸問題
- 二 類型としての老人パースナリティー-その諸特質-調査を通しての把握
- 三 老人パースナリテー-形成の諸要因
- 四 残された諸問題
- 第五章 家族における「老人の座」 / p139
- 一 人間と家族-家族の諸形態
- 二 日本における家族の諸形態-前近代型と近代型
- 三 前近代型・村落家族における「老人の座」
- 四 近代型・都市族家における「老人の座」
- 五 動態的考察-嫁と姑の問題-世代の対立の問題
- 六 残された問題
- 第六章 老人と社会集団参加 / p187
- 一 問題提起
- 二 一般的推論と事実との距離-アメリカの老人調査-老人の集団参加の少ない理由-或る警告-日本の老人の場合
- 三 老人クラブの存在理由-老人クラブと敬老会との区別-老人クラブ結成の要因
- 第七章 新しい余暇階級 / p205
- 一 第三のアプローチの導入-その諸問題
- 二 現代は「余暇の時代」-老人階層をとくに余暇階級としてとらえる理由
- 三 「余暇」の概念の吟味-余暇概念の多義性-その整理
- 四 社会的役割からの解放、労働からの解放-その二つの型-主観的な余暇
- 五 余暇の歴史像-「社会の場」における余暇-余暇と社会階層
- 六 新しい余暇階級としての老人階層-老人の生活時間構造
- 第八章 日本老人の余暇の問題 / p239
- 一 日本老人の余暇の実態調査
- 二 余暇に恵まれない日本老人-その原因
- 三 余暇の使い方の拙い日本老人-それを規制しているもの-家族中心主義-地域社会活動の拙さ-労働感・余暇観
- 四 「老人天国」建設のために
- 第九章 都市化する老人 / p255
- 一 人口の都市集中-都市の類型と老人人口
- 二 都市化とは何ぞや-ルイ・ワースの説
- 三 都市化の波-その幅と振度
- 四 老人の都市化-老人の自殺
- 第十章 老人の社会的役割 / p275
- 一 問題提起-二つの対立した見解
- 二 老人の保守性-マンハイムの見解-保守性とイデオロギーとしての保守主義の区別-保守主義の温床としての保守性
- 三 老人の保守性と社会変動-年齢集団の社会的役割
- 四 社会体制と年齢集団の役割-停滞型と老人階層-急変型と老人階層-若干の補足
- 五 戦後の日本社会と老人階層の役割-二つの調査の語るもの
- あとがき
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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書名 |
老人社会学の展開 |
著作者等 |
大道 安次郎
|
書名ヨミ |
ロウジン シャカイガク ノ テンカイ |
出版元 |
ミネルヴァ書房 |
刊行年月 |
1966 |
ページ数 |
309p |
大きさ |
22cm |
NCID |
BN0291009X
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全国書誌番号
|
66008587
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言語 |
日本語 |
出版国 |
日本 |
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