小石元俊

山本四郎 著

わが国で最初に人体を解剖したのは山脇東洋であり、その学風を受けついで蘭学を京都にひろめ、解剖の技両において匹敵するものとなしといわれたのが小石元俊であった。小石家に伝わる厖大な史料を精査し、元俊の開業医としての姿と、蘭学者間の文化交流の実体を見事に描出して、蘭学草創期における知られざる人物の発掘を行った好伝記。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 生いたち
  • 開業と著者『元衍』
  • 天明3年の解剖
  • 江戸蘭学との交渉
  • 大坂在住間の事蹟
  • 京都移住初期
  • 第二・三回東留と晩年
  • 家庭・性行・著書・門人
  • むすび-小石蘭学の地位

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 目次
  • はしがき
  • 第一 生いたち / p1
  • 一 出生 / p1
  • 二 少年時代 / p6
  • 三 永富独嘯庵に師事 / p11
  • 四 慈雲に参禅 / p20
  • 五 西国漫遊 / p24
  • 第二 開業と著者『元衍』 / p37
  • 一 大坂開業 / p37
  • 二 皆皮淇園門の元俊 / p42
  • 三 著者『元衍』について / p52
  • 四 家庭 / p53
  • 第三 天明三年の解剖 / p66
  • 一 わが国の解剖史と元俊 / p66
  • 二 天明三年の解屍 / p71
  • 第四 江戸蘭学との交渉 / p86
  • 一 杉田玄白・大槻玄沢との出会い / p86
  • 二 東遊 / p90
  • 三 木村蒹葭堂と玄俊、付 岡本尚卿 / p101
  • 第五 大坂在住間の事蹟 / p107
  • 一 天明八年の大火 / p107
  • 二 大坂在住と衛生堂 / p111
  • 三 方策と宗吉 / p124
  • 四 平戸往診と亀井南冥 / p127
  • 五 交友 / p131
  • 第六 京都移住初期 / p138
  • 一 京都移住 付 亀井南冥 / p127
  • 二 施薬院の解屍 / p139
  • 三 先師独嘯庵三十三回忌 / p149
  • 四 星野良悦の木骨 / p155
  • 五 交友 / p165
  • 第七 第二・三回東遊と晩年 / p171
  • 一 第二回の東遊 / p171
  • 二 第三回の東遊 / p183
  • 三 究理堂設立前後 / p187
  • 四 晩年の交遊 / p201
  • 五 晩年と死去 / p219
  • 第八 家庭・性行・著者・門人 / p227
  • 一 家庭 / p227
  • 二 性行と趣味 / p233
  • 三 著者と門人 / p236
  • 第九 むすび-小石蘭学の地位- / p239
  • 略系図 / p244
  • 略年譜 / p246
  • 参考文献 / p252
  • 口絵
  • 小石元俊肖像 / 巻頭
  • 小石元俊筆蹟 / 巻頭
  • 小石元俊の墓 / 巻頭
  • 押図
  • 『先考大愚先生行状』 / p2
  • 『小石大愚先生行状』 / p3
  • 『字の脱』 / p17
  • 『究理』の扁額 / p23
  • 『西遊再功』 / p27
  • 兵法の極意目録 / p34
  • 『碧 霞』 / p44
  • 小石元俊書 / p46
  • 『元衍』序文と玄沢説明文 / p58
  • 柴野栗山書翰 / p63

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 小石元俊
著作者等 山本 四郎
日本歴史学会
書名ヨミ コイシ ゲンシュン
シリーズ名 人物叢書
出版元 吉川弘文館
刊行年月 1967
版表示 〔新装版〕
ページ数 253p 図版
大きさ 18cm
ISBN 4642051651
NCID BN02844596
BN03536556
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
67005600
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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