ロバート・シャピロ 著 ; 長野敬, 菊池韶彦 訳
地球上の生命はどうやって生まれたのか-この問いは人類の歴史と同じほどに古いが、現在も解答は得られていない。生化学を専攻する著者はユーモアあふれる語り口で、化学物質スープ説、粘土起源説、宇宙飛来説から宗教、神話にいたるまで、さまざまな考えを見事に紹介する。それぞれがよって立つ根拠は何なのか、どの説が「科学の基準」をみたすものなのかを検証し、解答への道すじを示唆する。「科学の方法」を導きの糸に、地上で最大の謎にいどんだ論争の書。
「BOOKデータベース」より
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