尾崎秀実伝

風間道太郎 著

尾崎秀実は、1928年朝日新聞記者として上海に赴き、魯迅ら中国の知識人をはじめ、アグネス・スメドレーやリヒァルト・ゾルゲらと交わる。帰国後も中国問題を論じ、第一次近衛内閣の新体制構想に関与するなど活躍したが、41年いわゆるゾルゲ事件で検挙され、治安維持法等違反のかどで、戦争の終結を見ることなく44年死刑に処された。尾崎の終生の友人であった著者が精魂傾けて書き上げた本書で、その希有な生涯と思想が語りかけるものは何か。日本と中国、そしてアジアの将来に向けて、尾崎が問い続けた問題は、われわれの前にまだそのまま残されている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 楠氏の末裔
  • 台湾
  • 第一高等学校
  • 東京帝国大学法学部
  • 疾風怒濤
  • 思想変革
  • 就職・結婚
  • 上海
  • 小休止
  • ふたたびゾルゲと
  • 組織と活動〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 尾崎秀実伝
著作者等 風間 道太郎
書名ヨミ オザキ ホツミ デン
出版元 法政大学出版局
刊行年月 1976
版表示 新装補訂版.
ページ数 557p 図 肖像
大きさ 20cm
ISBN 4588050850
NCID BN02715447
BN04021245
BN12407328
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
73012535
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言語 日本語
出版国 日本
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