漢字の未来

野村雅昭 著

文字どおり、日本語・日本文化をささえつづけた漢字。それは精神のよりどころでもあり、伝達の道具でもあった。漢字の歴史をふりかえり、現代社会をみすえて、いまかんがえる日本語の正書法・ありかた。積年の研究をふまえて大胆に提言する新日本語論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 漢字はなぜ日本語で問題となるか(古代日本語と漢字のであい
  • 漢字の日本語への定着
  • ハレの文字とケの文字
  • ヨーロッパ合理主義によるめざめ
  • 日本語の近代化
  • 国字改良論と擁護論
  • 改良運動の展開
  • 表記の民主化と反動)
  • 第2章 現代日本語の漢字の機能(漢字使用の実態
  • 文字の位置
  • 漢字の役割
  • 表記のゆれと漢字
  • 漢字の造語力と語彙体系
  • 造語の将来)
  • 第3章 これからの日本語と漢字(常用漢字の役割
  • 表記の伝統と規範
  • 国語教育と漢字
  • 情報化社会と漢字
  • 国際化社会と漢字
  • 漢字はなくなるか
  • 日本語の将来)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 漢字の未来
著作者等 野村 雅昭
書名ヨミ カンジ ノ ミライ
出版元 筑摩書房
刊行年月 1988.7
ページ数 286p
大きさ 20cm
ISBN 4480822461
NCID BN02671396
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
88058867
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言語 日本語
出版国 日本
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