伝統と啓蒙 : 近世ドイツの思想と宗教

成瀬治 著

宗教改革および啓蒙主義の時代における思想と信仰のドラマを、ルター、ベーメ、シュッツ、トマジウス、レッシング、シラー、ゲンツらの例に即して追究。比較史的方法と複眼的視角により、複雑で曲折にみたち思想的営為、ドイツ民族文化の形成過程を捉え、ヨーロッパ像の深化を促す、成瀬思想史学の集成。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 宗教改革と敬虔主義(宗教改革の本質
  • ルターと国家権力
  • 17世紀ドイツの信仰と思想
  • 敬虔主義の歴史的意義)
  • 2 啓蒙主義と信仰(初期啓蒙主義における理性と信仰-クリスティアン・トマジウスの哲学・倫理思想をめぐって
  • ドイツ啓蒙主義のルター観-レッシングの場合)
  • 3 啓蒙主義と革命(シラーにおける自由の理念と国民意識
  • シラーとフランス革命
  • ゲンツの反革命思想
  • ドイツ「民族文化」形成についての一考察)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 伝統と啓蒙 : 近世ドイツの思想と宗教
著作者等 成瀬 治
書名ヨミ デントウ ト ケイモウ
出版元 法政大学出版局
刊行年月 1988.8
ページ数 277p
大きさ 20cm
ISBN 4588130099
NCID BN02585738
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
88058382
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想