乱灯江戸影絵  下巻

松本 清張【著】

絵師宝仙の行方を探して江戸に現われた鯖江の旅篭女中里の死体が、ある朝、大久保伊勢守の門前に発見された。外記は伊勢守の知らぬ宝仙の正体を自分が女から聞き取ったことをほのめかしていた。秘密の探知を武器に伊勢守を威嚇、自藩の国替えを老中主座安藤対馬守に取りつがせようとする外記の試みは執拗だったが、その隣藩福井藩にもまた、鯖江藩の越前追放、家重の後見対馬守追い落しの思惑があり、藩家老の次男本多織部らの行動もどうやら、それに係わるものらしかった。大の虫を助けるために小の虫を殺そうとする名奉行大岡越前の秘策とは何にか?

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 乱灯江戸影絵
著作者等 松本 清張
書名ヨミ ラントウエドカゲエ : ゲカン
シリーズ名 角川文庫
巻冊次 下巻
出版元 角川書店
刊行年月 1987.9.10
ページ数 284p
大きさ 15cm(A6)
ISBN 4041227461
NCID BN0250795X
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言語 日本語
出版国 日本
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