遠い海から来たCoo

景山民夫 著

小畑洋助、12歳。海洋生物学者の父・徹郎とふたり、フィジー諸島はパゴパゴ島に移り住んですでに3年になる。洋助はある朝、ジェットスキーを駆っての通学の途中、珊瑚礁の潮だまりにひとつの生命を発見した。それは、今から6500万年前にこの世に生を食んでいたプレシオザウルス、その末裔だった。そしてその奇跡の生命は洋助の侘む前で両眼を瞠き、やがて歓声の産声をあげた。洋助はこの瞬間からクーの母親となった。しかし平和な日々は長くはなかった。クーの存在そのものが、フランスの核実験実施の鍵となるとは誰が想像しただろう。洋助と徹郎は、フランス諜報機関SDECEの襲撃を前に、銃をとった。クーのために。友情のために。愛のために。文壇を猛攻する気鋭が贈る、渾身の海洋冒険ファンタジー。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 遠い海から来たCoo
著作者等 景山 民夫
書名ヨミ トオイ ウミ カラ キタ クー
出版元 角川書店
刊行年月 1988.3
ページ数 301p
大きさ 20cm
ISBN 4048724851
NCID BN02434630
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
88033691
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想