マラケシュの声 : ある旅のあとの断想

エリアス・カネッティ 著 ; 岩田行一 訳

モロッコの古都マラケシュの人々の心に深く旅し、その話し言葉・叫び声・つぶやき・歌などの神話的・呪術的に響きあう聴覚上の世界に、失われた「原初の言葉の顕現」と「人間の魂の始原の郷国」をさぐりだす。異文化にふれあいながら、作家カネッティの「死の意識」の風景のなかに、マラケシュが直面する内的現実を浮き彫りにした感受性あふれる紀行文学的文明論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 駱駝との出会い
  • スーク
  • 盲人の叫び
  • マラブートの唾
  • 家の静寂と屋根の空虚
  • 格子窓の女
  • ミッラ訪問
  • ダッハン家
  • 語り手と書き手
  • パン選び
  • 中傷
  • 驢馬の悦楽
  • "シェーラザード"
  • 見えざる者

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 マラケシュの声 : ある旅のあとの断想
著作者等 Canetti, Elias
岩田 行一
カネッティ エリアス
書名ヨミ マラケシュ ノ コエ
出版元 法政大学出版局
刊行年月 1973
版表示 新装版
ページ数 169p 図
大きさ 20cm
ISBN 4588120174
NCID BN02296184
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全国書誌番号
73012916
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言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本
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