帝都復興せり! : 『建築の東京』を歩く

松葉一清 著

関東大震災から12年の後、1冊の本が東京市の手により出版された。昭和10(1935)年刊『建築の東京』。震災復興を祝したイヴェント「大東京建築祭」を記念して作られたこの写真集には、震災後から昭和10年の間に建てられた東京の建築物約500が収録されている。本書のために、著者は、そこに収められた建物の一つ一つを訪ね歩き、それらの「存在」と「消滅」を確かめていく。現存件数約200件。その確認作業は、1920-30年代の東京の都市景観-現代の東京の原点-を求める旅でもあった。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序 『建築の東京』を歩く
  • 1 都市の位相(地下鉄
  • 同潤会
  • 復興小学校
  • 田園都市
  • ターミナル)
  • 2 表現の位相(「自由」と「倫理」
  • 拡散の様式
  • 収斂の様式
  • 押し寄せる国粋主義)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 帝都復興せり! : 『建築の東京』を歩く
著作者等 松葉 一清
書名ヨミ テイト フッコウセリ
出版元 平凡社
刊行年月 1988.2
ページ数 271p
大きさ 22cm
ISBN 458254410X
NCID BN02062172
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全国書誌番号
88028410
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言語 日本語
出版国 日本
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