あらゆる領域に巨大な影響を与えたフーコーの最も重要な著作を気鋭が四十二年ぶりに新訳。フーコーが『狂気の歴史』『臨床医学の誕生』『言葉と物』を生み出した自らの方法論を、伝統的な「思想史」と訣別し、歴史の連続性と人間学的思考から解き放たれた「考古学」として開示する。それまでの思考のありかたに根底から転換をせまる名著が新たなすがたで甦る。
「BOOKデータベース」より
旧来の歴史観を批判したフーコーの代表作。思考の秘められた場に出現する知のアルシーブ(集蔵体)を分析し、精緻な構成で自らの歴史研究の方法論的基礎をかため、新たな展開をはかった問題作。
「BOOKデータベース」より
考古学的記述とは何か-フーコーがその方法論を全面的に開示して、その後の人文諸科学に決定的影響を与えた歴史的名著。
「BOOKデータベース」より