香川景樹

兼清正徳 著

公家歌学の伝統と国学者による尚古主義的歌論に反対して和歌革新ののろしをあげた香川景樹は、和歌の純粋性を強調し、調べを主としてまことの感情を詠むべきことを唱えた。その桂園の歌風一世を風靡し、門人多く輩出して明治の御歌所和歌の源流を開いた。本書は忠実なる伝記的記述のうちにその歌学史ないし思想史上の意義を究明した力篇である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1 和歌初学
  • 第2 景樹の独立
  • 第3 桂園歌学の本質
  • 第4 歌風の昂揚
  • 第5 桂門歌人群の育成
  • 第6 晩年の景樹
  • 第7 景樹以後の桂園派歌壇
  • 結びに代えて
  • 香川家系図
  • 略年譜
  • 主要参考文献

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 香川景樹
著作者等 兼清 正徳
日本歴史学会
書名ヨミ カガワ カゲキ
シリーズ名 人物叢書 新装版
出版元 吉川弘文館
刊行年月 1988.9
版表示 〔新装版〕
ページ数 274p
大きさ 19cm
ISBN 4642051317
NCID BN01946003
BN02496423
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全国書誌番号
88058889
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言語 日本語
出版国 日本
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