王朝絵画の誕生 : 『源氏物語絵巻』をめぐって

秋山光和 著

[目次]

  • 目次
  • はじめに
  • 絵巻を見ながら / p3
  • 「御法」の図
  • 秋草の露の命
  • 物語の絵画化
  • 『源氏物語絵巻』以前 / p11
  • 屏風絵と障子絵 / p12
  • 唐風技法の移入
  • 歌と屏風絵
  • やまと絵の成立
  • 絵巻と冊子絵 / p24
  • 絵巻の芽生え
  • 宮廷絵師の活躍
  • 「絵合」の絵画観
  • 鳳凰堂の扉絵 / p32
  • 浄土への讃仰
  • 四季の情趣
  • 「平遠」の構成法
  • 景物の配置
  • 和風様式の確立
  • 聖徳太子伝障子絵 / p48
  • 風景画的な構成
  • 平安中期の風俗
  • 『山水屏風』
  • 『源氏物語絵巻』の世界 / p61
  • 王朝のエステティック / p62
  • 雨夜の品定め
  • 絵のごとし
  • 現状と復原 / p68
  • 院政文化の華
  • 徳川本と五島本
  • 流転の歳月
  • 絵巻の復原
  • 情景の選び方 / p76
  • 五十四帖の中から
  • 「柏木」グループの物語展開
  • 「柏木」グループの場面選択
  • 二つの主題の流れ
  • 情景選択の意図
  • 技法とマティエール / p96
  • つくり絵の手法
  • 下当たりと下図
  • 彩色と構図
  • 描き起こし
  • 四つのグループ
  • 独得のマティエール
  • こまやかな美しさ
  • 構図の問題
  • 成立の年代と環境 / p122
  • 疑わしい隆能源氏
  • 比較資料の検討
  • 詞書の書風
  • 『長秋記』の証言
  • 『源氏秘義抄』の陳状
  • アート・ディレクター
  • 優劣を競い合う
  • 様式の特色と源流 / p136
  • 引目鉤鼻の意味
  • 理想の絵姿を求めて
  • 宮廷貴族のパターン化
  • 歌絵の伝統
  • 芦手歌絵の手法
  • 抒情的な要素
  • 王朝絵画の担い手 / p154
  • 宮廷の絵所
  • 絵師と絵仏師の共作
  • 教養としての画技
  • 絵を描く女房
  • 王朝絵画の流れ / p165
  • 王朝の美意識
  • 「女絵」の意味
  • 「男絵」の系譜
  • 新しい息吹き
  • 付録『源氏物語絵巻』図と解説 / p179
  • 付表『源氏物語絵巻』現存諸段一覧 / p199
  • 参考文献 / p204

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 王朝絵画の誕生 : 『源氏物語絵巻』をめぐって
著作者等 秋山 光和
書名ヨミ オウチョウ カイガ ノ タンジョウ : ゲンジ モノガタリ エマキ オ メグッテ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1968
ページ数 205p
大きさ 18cm
ISBN 4121001737
NCID BN01837303
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
68007412
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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