岩倉具視

大久保利謙 著

明治維新の成就は薩長両藩の力に負うところが大きかったが、朝廷の呼応なくしては実現しなかった。ことに下級公家ながら、混迷の朝廷に異才をもって頭角を現わし、姦物と称され、のちに鉄の意志の人と評価された岩倉具視の存在は絶対不可欠であった。「王政復古」を視座に据え、明治政府樹立後も朝廷の権威確立と維持につとめ、近代日本の方向決定に重大な役割を果たした巨人の行動の軌跡をたどり、その歴史的意義を検証する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 政治への登場
  • 2 公武合体
  • 3 地下の政治運動
  • 4 王政復古への途
  • 終章(岩倉政治の終着駅
  • 岩倉具視と華族の問題)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 岩倉具視
著作者等 大久保 利謙
書名ヨミ イワクラ トモミ
書名別名 維新前夜の群像 第7
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1973
版表示 増補版
ページ数 235p
大きさ 18cm
ISBN 4121903358
NCID BN01804687
BN05176225
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全国書誌番号
73011092
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言語 日本語
出版国 日本
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