宮本盛太郎 編
本書は、近代日本の思想家・政治家たちの対外観を一本の赤い糸とする、近代日本政治思想史である。啓蒙期における福沢諭吉の西洋理解の特質の解明に始まり、様々な立場の人々が、西洋・東洋をどう眺め、日本をどのように改造しようとしていたのかを、明治・大正・昭和とたどり、最終章で、アメリカに移民し、その後帰国したリベラルな評論家・清沢洌において、いわば二つの祖国が戦うことになった悲劇を描く。
「BOOKデータベース」より
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