おかねの話

鈴木武雄 著

[目次]

  • 目次
  • はしがき
  • I ニセ札の経済学
  • 1 ニセ札使いの話 / p1
  • (1) 第一話 「真夜中の愛情」
  • (2) 第二話 ニセ札使い丸さんの話
  • 2 ニセの品物とニセのおかね / p11
  • 3 千円札とニセ札-聖徳太子から伊藤博文まで- / p21
  • 4 ニセ札づくりは儲かるか / p32
  • 5 銀行券発行と中央銀行の利益 / p37
  • II 一円玉の悲喜劇
  • 1 一円貨幣の変遷-金貨、円銀からアルミ補助貨幣へ- / p47
  • 2 一円玉不足異変 / p49
  • 3 補助鋳貨が不足する場合-鋳潰、過少発行、退蔵- / p52
  • 4 〝奇妙な退蔵〟 / p55
  • 5 〝奇妙な需要〟 / p59
  • 6 一円未満の端数整理から一円の端数整理へ-デノミネーションとの関係- / p63
  • III 百円玉異変
  • 1 百円札と百円銀貨の共存から百円白銅貨一色へ / p67
  • 2 百円のねうちと百円札の移り変り-聖徳太子から板垣退助まで- / p68
  • 3 小ゼニとしての補助貨幣の変遷-五十銭銀貨から百円銀貨まで- / p74
  • 4 百円銀貨の発足とその百円札との共存 / p85
  • 5 百円白銅貨の登場 / p90
  • 6 百円白銅貨はインフレを促進するか-主婦連の不安- / p92
  • 7 自動販売機とコインの時代 / p96
  • 8 百円玉異変の正しい意味 / p97
  • IV 金と銀をめぐる最近の問題
  • 1 銀の〝貨幣廃位〟 / p99
  • 2 銀事情の最近における変化 / p108
  • 3 国際流動性問題と金 / p116
  • 4 わが国における金問題-金密輸業者のパラダイス日本- / p123
  • V 戦後わが国における通貨措置-新旧円の切替えと単一為替レートの設定-
  • 1 通貨措置とは何か / p127
  • 2 通用価値の切下げ / p128
  • 3 金融緊急措置への道-昭和二十年八月十五日の日本経済のバランス・シート- / p132
  • 4 戦後インフレーションの爆発 / p135
  • 5 金融緊急措置とその失敗 / p141
  • 6 なぜ失敗したか / p144
  • 7 ドッジ・ライン / p150
  • 8 ドッジ・ラインの主要点 / p152
  • 9 〝複数レート〟制の奇妙な構造とドッジ・ラインによるその打破 / p159
  • 10 一ドル=三六〇円レートの意味と効果 / p170
  • 11 ディスインフレ政策とディスデフレ政策 / p178
  • 12 ドッジ・ラインの功罪 / p182
  • VI デノミネーションとその問題
  • 1 やせ細った〝円〟の体重 / p187
  • 2 燃えては消え、消えてはまた燃えるデノミ論議 / p189
  • 3 デノミのいろいろ-附・十進法への移行とデノミ- / p193
  • 4 単純デノミネーション / p197
  • 5 デノミネーション切下げ / p198
  • 6 デノミネーション切上げ / p203
  • 7 デノミと混同される通貨措置 / p204
  • 8 山本米治氏のデノミ論をかりて / p206
  • 9 フランスのデノミネーション / p214
  • 10 やってもやらなくてもよいが、やるほうが望ましい / p218

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 おかねの話
著作者等 鈴木 武雄
書名ヨミ オカネ ノ ハナシ
シリーズ名 岩波新書
出版元 岩波書店
刊行年月 1967
ページ数 222p
大きさ 18cm
NCID BN01763568
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全国書誌番号
67008954
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言語 日本語
出版国 日本
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