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日本の社会民主主義
清水慎三 著
[目次]
- 目次
- I 問題の視点 / p1
- II 社会民主主義運動の戦後史における地位と役割 / p12
- 1 民主勢力の政治的多数派 / p12
- 2 社民一般型政治過程とその敗北-片山、芦田両内閣- / p14
- 戦後初期の社会党の体質
- 片山、芦他内閣の政策と実績
- その批判その教訓
- 3 社会主義者のたましいの自覚-反復された社会党の性格論争- / p23
- 転落から再建へ
- 森戸・稲村論争
- 左派ブロックの礎石成る
- 性格論争はくりかえされる
- 4 国民的課題に直面して-動揺の反復と左翼的バネ- / p35
- 政策の左翼化と組織体質の停滞性
- サンフランシスコ体制と社民勢力の日本的展開
- 左社綱領をめぐる三つの立場
- 社民体質の貫徹と頭打ち-両社合同
- 左翼的バネの躍動-砂川から新安保反対闘争へ
- 新型社民思想の擡頭
- III 社会党的政治勢力の組織性格 / p54
- 1 社会党と民社党 / p54
- 党員数と実勢力のギャップ
- 民社の思想性格と組織性格
- 社会党の組織性格
- 2 社会党左翼化の原動力とその持味 / p60
- 戦前型左派と議員左派
- 民同左派労働組合幹部
- 社会党青年部と社会主義青年同盟
- 労農派と社会党各勢力
- 革命的視野と社会党の組織問題
- IV 世界の社会民主主義-その系譜と日本への投影- / p82
- 1 史的概観 / p82
- その前史-未分化時代
- 第一次世界大戦後-その分裂と社民政治勢力の形成
- 第二次世界大戦後-西欧型とその他の分離
- 2 民主社会主義-西欧型現代社会民主主義- / p90
- イギリス労働党の優位と民主社会主義の登場
- 民主社会主義の特徴
- 西欧における左翼反対派
- 3 アジアとラテンアメリカ / p102
- 民族問題に弱い社会民主主義
- アジア諸国の社会党の停滞
- 反米反帝的な中南米社会党
- 4 日本への投影 / p108
- V いまの世界・いまの日本-社会党勢力の綱領的課題その一- / p113
- 1 革命綱領の視角-革命路線への大衆的開眼のために- / p113
- 2 一つの権力と二つの敵-自立・従属論争によせて- / p119
- 論争態度について
- 私の見解
- 3 現代資本主義と社会主義運動 / p133
- 大衆運動へのさまざまな反映
- 現代資本主義と民主社会主義
- 現代資本主義と構造改革論
- 4 社会経済的後進性と社会革命 / p141
- VI 移行過程の組織論と将来社会の断想-社会党勢力の綱領的課題 その二- / p147
- 1 平和と独立、民主主義と生活向上 / p147
- 大衆段階に滲透した四つの目標
- 四つの指標と各党各勢力
- 安保闘争の教訓-指導政党の確立と革新的政治底辺の充実
- 綱領的対立と革新的国民運動
- 2 権力構造の民主的創造 / p158
- 現代革命推進に必要な三つの組織的要素
- 新しい民主主義原則の創造的確立
- 議会制民主主義の評価とその位置
- 下部権力機構の民衆的創造
- 3 経済の改造と国有化 / p175
- 低迷する国有化論
- 国民の経済政策上の諸要求
- 構造改革的民主化要求と国有化
- 停滞産業の問題
- 4 中立路線の世界史的意義 / p186
- 中立論の多様化
- 社会党的中立論の位置
- 世界史的課題に直面して
- VII 統一戦線の日本的課題 / p196
- 1 大衆運動の現状と統一戦線 / p196
- 多様な統一戦線思想
- 統一戦線と反保安統一行動
- 大衆的統一行動の到達点とその特徴
- 2 日本社会党と日本共産党-政治的統一戦線の側面から- / p203
- 戦後の運動における両党の態度
- 日本共産党の統一戦線論への若干の疑問
- 日本社会党の性格と統一戦線の関係
- 3 国際的諸経験の帰結 / p211
- 史的回顧
- 八一ヵ国声明と統一戦線
- 4 若干の展望 / p218
- あとがき / p223
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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書名 |
日本の社会民主主義 |
著作者等 |
清水 慎三
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書名ヨミ |
ニホン ノ シャカイ ミンシュ シュギ |
シリーズ名 |
岩波新書
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出版元 |
岩波書店 |
刊行年月 |
1961 |
ページ数 |
225p |
大きさ |
18cm |
NCID |
BN01757543
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全国書誌番号
|
61011934
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言語 |
日本語 |
出版国 |
日本 |
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