A.ロレンツァー 著 ; 河田晃 訳
本書は、病める心の処遇の歴史を中世から19世紀までたどり、世紀末ウィーンの社会的-文化的状況にもふれて、精神分析誕生の背景を見事に描きだすと同時に、何故にジャネの無意識ではなくフロイトの無意識が、フロイト以前の性科学ではなくフロイトの性理論が人間科学に革命をもたらすために必要であったかを鮮やかに浮かびあがらせて、「フロイトの独創性は神話である」という近年のおしゃべりに終止符を打つ。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ