ロルフ・プリム, ヘリベルト・ティルマン 著 ; 金子光男, R.クリムアイヒ 訳
科学ないし学問は、社会的、政治的責任をもつか否か?-これが、「批判的合理主義」と「批判理論」との間でたたかわされたいわゆる実証主義論争の争点であった。本書は、「批判的合理主義」の立場から、このすぐれてラディカルな問題に、独自の解答を与えようとする方法論的試みであると同時に、より広範な人々に向けて、現在の社会科学方法論研究の水準を、この上なくわかり易い表現と豊富な素材を用いて提示しようとする意欲的労作である。
「BOOKデータベース」より
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