明治の探偵小説

伊藤秀雄 著

明治から大正にわたり、大衆的な読物の世界に巨歩を記した黒岩涙香、森田思軒、押川春浪たちによって、浪漫伝奇の中に探偵小説の妙味が開拓されてきた。厖大な資料の渉猟によって、いままで知らされることのなかった明治の探偵小説史が、ここに、はじめてまとめられた。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 涙香以前-成島柳北、神田孝平、三遊亭円朝
  • 黒岩涙香の活躍
  • 探偵小説論-黒岩涙香、内田魯庵、島村抱月
  • 森田思軒と春のや朧
  • 涙香につづく人々-丸亭素人、快楽亭ブラック
  • 南陽外史
  • 硯友社の「探偵小説退治」
  • 創作探偵小説の展開-半井桃水、尾崎紅葉、多田省軒
  • 押川春浪と武侠冒険小説
  • 涙香以後の翻訳-徳富芦花、柳圃散史、原抱一庵
  • 乱歩の先駆者-菊池幽芳、暁風山人、羽化仙史〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序説-黒岩涙香から横溝正史まで
  • 第1部 日本探偵小説事始(涙香以前-成島柳北、神田孝平、三遊亭円朝
  • 黒岩涙香の活躍
  • 探偵小説論-黒岩涙香、内田魯庵、島村抱月)
  • 第2部 花ひらく明治ミステリー(森田思軒と春のや朧
  • 涙香につづく人々-丸亭素人、快楽亭ブラック、南陽外史
  • 探偵実話の流行
  • 硯友社の「探偵小説退治」
  • 創作探偵小説の展開-半井桃水、尾崎紅葉
  • 多田省軒
  • 押川春浪と武侠冒険小説)
  • 第3部 翻訳小説篇(涙香以後の翻訳-徳富蘆花、柳圃散史、原抱一庵
  • 乱歩の先駆者-菊池幽芳、暁風山人、羽化仙史
  • 怪盗ルパンとソーンダイク博士
  • 『新青年』創刊まで)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 明治の探偵小説
著作者等 伊藤 秀雄
書名ヨミ メイジ ノ タンテイ ショウセツ
出版元 晶文社
刊行年月 1986.10
版表示 オンデマンド版
ページ数 388, 9p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-7949-1086-8
NCID BA85921659
BN01287916
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
87006664
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想