TRONを創る

坂村健 著

TRONとは"The Realtime Operating system Nucleus"(実時間処理に適したオペレーティングシステムの核)の略である。しかし、TRONプロジェクトは単にOSを作るというだけのプロジェクトではなく、90年代(これから)の技術水準をにらみながら、VLSI、OS、コンピュータと人間との付き合い方のルールであるマンマシン・インタフェースまでも作り直すという壮大なプロジェクトである。本書は主にエンジニアのためのTRONの入門書である。TRONプロジェクトがどのような技術的な問題点の把握を出発点としているのか、またコンピュータ周辺の技術をどのように見ているのか、といったことについて突っ込んだ記述をしている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 TRONの誕生
  • 第2章 デスクトップのデザイン
  • 第3章 ダイナミック・ドキュメント
  • 第4章 精神運動としてのRISC
  • 第5章 アーキテクチャとTRONチップ
  • 第6章 部品としてのコンピュータ
  • 第7章 インターミッション
  • 第8章 MTRON
  • 第9章 TRONキーボードについて
  • 第10章 μBTRON
  • 第11章 メインフレームへの挑戦
  • 第12章 科学と文化をつなぐTRON

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 TRONを創る
著作者等 坂村 健
書名ヨミ トロン オ ツクル
出版元 共立
刊行年月 1987.6
ページ数 220p
大きさ 22cm
ISBN 4320023668
NCID BN01084963
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
87042685
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想