徳富健次郎 著 ; 中野好夫 編
明治44年1月、大逆事件被告幸徳秋水ら12名が処刑された。その1週間後、蘆花は招かれて一高の演壇にたち、死刑に処した政府当局を弾劾、精神の「自立自信、自化自発」を高らかに鼓吹する。その講演のほかに、これと密接に関連する「死刑廃すべし」等6篇、また兄蘇峰との確執が窺われる日記を併収。
「BOOKデータベース」より
大逆事件被告の大量処刑の八日後に、抗議の声を上げた蘆花。死刑廃止の信念を説く関連諸篇と、大正三年五・六月の日記抄を付す。
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