祭と儀礼の宗教学

柳川啓一 著

大衆化社会の現実によって、宗教は世俗化した。その世俗化にもかかわらず、あるいは世俗化することによって、聖なるものと俗なるもの、祭、儀礼などの宗教現象への関心はかえって強まっている。本書は<群>の宗教学の視点から、世俗化時代の日本人の宗教意識を解明する。

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[目次]

  • 異説 宗教学序論
  • 1 宗教学へのパースペクティヴ(伝統社会の崩壊と宗教
  • 聖なるものと俗なるもの
  • <群>の宗教学)
  • 2 祭の宗教学(祭にひそむ二つの原理
  • 祭の神学と祭の科学-会津田島祇園祭
  • 親和と対抗の祭-秩父神社夜祭)
  • 3 生と死の儀礼(盆と正月-儀礼の象徴的構造
  • 儀礼の空間、儀礼の時間
  • エネルギーの連続-生と死
  • 祖先崇拝のゆくえ
  • アメリカにおける日本仏教)
  • 4 官の科学・野の科学(文人姉崎正治
  • 姉崎正治と柳田国男
  • 柳田国男・折口信夫と構造主義)

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この本の情報

書名 祭と儀礼の宗教学
著作者等 柳川 啓一
書名ヨミ マツリ ト ギレイ ノ シュウキョウガク
出版元 筑摩書房
刊行年月 1987.2
ページ数 301p
大きさ 20cm
ISBN 4480841709
NCID BN00952758
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全国書誌番号
87023330
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言語 日本語
出版国 日本
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