国家論

スピノザ [著] ; 畠中尚志 訳

人が生まれながらに持つ自然権の調整を通じてその成員に安全と平和を保障する機構が国家である。だが、人々が無気力である故に平和であり、隷属のみを事とする国家は国家ではない。最晩年のスピノザ(1632‐77)はこう説いて、各人が「他人の権利の下にある」と同時に「自己の権利の下にある」ことがいかにして可能かを追求した。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 自然権について
  • 国家の権利について
  • 最高権力の所管事項について
  • 国家の目的について
  • 君主国家について
  • 貴族国家について
  • 民主国家について

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 国家論
著作者等 Spinoza, Benedictus de
畠中 尚志
Spinoza Baruch de
スピノザ
書名ヨミ コッカロン
シリーズ名 岩波文庫
出版元 岩波書店
刊行年月 1976
版表示 改版
ページ数 213p
大きさ 15cm
ISBN 4003361563
NCID BN00891132
BN00934428
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全国書誌番号
72006133
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 ラテン語
出版国 日本
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