難民・終りなき苦悩

犬養道子 文 ; 小林正典 写真

地球上で最もみじめな落ちこぼれ-戦火のこぼした幼い難民…終りなきその苦悩。彼らを忘れ、彼らを生み出す戦争の悪を忘れ、兵器産業界をそのまま放置し、武器製造技術の輸出輸入を許すまま、「平和を愛する」飽食安易の国々の人間は、20世紀は人間の勝利の時代、21世紀は理と知と技術と和の時代などとほざく。戦争はやめましょうと口でだけ言う。反戦軍縮の意義と意味との生き証人たる戦火難民に手も貸さず?難民大流出は世界中に不安定地をつくり出す。その不安定の中で、一国だけの安定などはあり得ない…。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 難民問題を考える
  • 1 眼
  • 2 足と手
  • 3 戦争
  • 4 人間
  • 5 大地
  • 6 希望
  • 7 再出発
  • 各地からの報告(インドシナ難民"みなし子の家"
  • アフガン難民キャンプと共存の土台
  • 植民地時代の"影"に苦しむモザンビーク
  • パレスチナ難民と和平の道のり
  • 東西の接点・中米紛争の背景)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 難民・終りなき苦悩
著作者等 小林 正典
犬養 道子
書名ヨミ ナンミン オワリナキ クノウ
書名別名 共存の未来へ グラフィック・レポート
出版元 岩波書店
刊行年月 1986.10
ページ数 165p
大きさ 26cm
ISBN 4000098217
NCID BN00777964
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
87004941
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想