清水博 著
分子の世界へと微視化を進めるだけでは生命の本質は捉えきれない。著者は筋肉収縮の分子機構についての独創的研究で得た「動的秩序を自律的に形成する関係子」を出発点に、生命システムの普遍的な性質を「自ら情報を創り出す能力」という観点から捉える。そこから複雑で多義的な大脳や、環境の知的な働きの底に存在する法則性を動的に追求していく。
「BOOKデータベース」より
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