生命を捉えなおす : 生きている状態とは何か

清水博 著

分子の世界へと微視化を進めるだけでは生命の本質は捉えきれない。著者は筋肉収縮の分子機構についての独創的研究で得た「動的秩序を自律的に形成する関係子」を出発点に、生命システムの普遍的な性質を「自ら情報を創り出す能力」という観点から捉える。そこから複雑で多義的な大脳や、環境の知的な働きの底に存在する法則性を動的に追求していく。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 背景となること
  • 生きている状態
  • マクロな状態とエントロピー
  • 静的秩序と生命
  • 動的秩序の自己形成
  • 生体運動と動的協力性
  • リズムと形態形成
  • 秩序の自己形成系と情報
  • 新しい自然像新しい人間像
  • 生命的調和の世界
  • 関係子とは何か
  • 脳の働きと関係子

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 生命を捉えなおす : 生きている状態とは何か
著作者等 清水 博
書名ヨミ セイメイ オ トラエナオス
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1978.5
版表示 増補版
ページ数 266p
大きさ 18cm
ISBN 4121905032
NCID BN00740840
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
78018270
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想