評伝正岡子規

柴田宵曲 著

晩年を病に呻吟しながら確固とした世界を築いて死んだ子規の生涯を、短歌・俳句・日記に基づき鮮明に描き出す。

「BOOKデータベース」より

宵曲(1897‐1966)は、子規を仰ぎ見るのでもなく、またわが論理で縛るのでもなく、短歌・俳句・随筆等をもとに、ひたすら年代を追って描いてゆく。こうして、客気溢れた青年がやがて病を得、病床六尺の空間に呻吟しながら確固たる世界を築き上げて死ぬまでを、われわれの前に現出させる筆者の腕前には感歎のほかはない。

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[目次]

  • 自筆の墓誌
  • 最初の詩「聞子規」
  • 上京後の数年
  • 向嶋生活-「七草集」
  • 啼血三旬号子規
  • 身辺に現れた人々
  • 文学熱と野球
  • その後の俳句
  • 「しゃくられの記」三篇
  • 未発表の小説〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 評伝正岡子規
著作者等 柴田 宵曲
書名ヨミ ヒョウデン マサオカ シキ
シリーズ名 岩波文庫
出版元 岩波書店
刊行年月 1986.6
ページ数 333p
大きさ 15cm
ISBN 4003110633
NCID BN0068652X
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全国書誌番号
86049217
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言語 日本語
出版国 日本
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