石子 順造【著】
1960年代から70年代にかけて、石子順造は一貫して不定形な表現に向かって生き急いでいた。ハプニングやマンガやキッチュ、生活のなかで浮き沈みする俗悪なるもの、制度的な表現からはみ出してしまうそれらの生々しさをみずからの身体性と関らせてつかみとろうとした。誰もがいとも気楽にサブカルチャーを云々するいまこそ、われわれは石子順造を、再び記憶のなかから喚び起す必要がある。
「BOOKデータベース」より
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