シニフィアンの病い

小出浩之 著

分裂病についての精神の科学の到達点を示す労作。分裂病についてこれまで何が明らかになり、これからの課題として何が残されているのか。現象学的方法の有効性と限界を明らかにし、また現代思想に大きな影響を及ぼしたJ・ラカンの分裂病理解に対する方法を辿ることによって、新たな可能性を探る。言語問題の考察を媒介に、人間にとっての分裂病の意味を問う。「ラカン以後」をも射程に収める必読の精神分裂病論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 分裂病の精神病理学(第1章 分裂病像の記述
  • 第2章 分裂病論の発展
  • 第3章 現象学的分裂病論の問題点)
  • 第2部 ラカンの分裂病論(第1章 序章
  • 第2章 排除
  • 第3章 シニフィアンの独立性と父の機能
  • 第4章 精神病への入口)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 シニフィアンの病い
著作者等 小出 浩之
書名ヨミ シニフィアン ノ ヤマイ
シリーズ名 叢書・精神の科学 2
出版元 岩波書店
刊行年月 1986.9
ページ数 272p
大きさ 19cm
ISBN 4000040022
NCID BN00357186
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全国書誌番号
86058203
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言語 日本語
出版国 日本
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