世界文学としての「震災後文学」

木村朗子, アンヌ・バヤール=坂井編著

この本の情報

書名 世界文学としての「震災後文学」
著作者等 Bayard-Sakai, Anne
木村 朗子
書名ヨミ セカイ ブンガク トシテノ「シンサイゴ ブンガク」
書名別名 世界文学としての震災後文学
出版元 明石書店
刊行年月 2021.3
ページ数 511p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-7503-5161-2
NCID BC06040389
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言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
<移動>しながら想像するという彷徨 (ベクトル) : 多和田葉子『雪の練習生』の向き合い方 金昇渊
「あの日」を越えて : 私たちはみな震災後への亡命者である 沼野充義
『想像ラジオ』を講義する いとうせいこう
イキモノをキュレートすること : 川上弘美「神様2011」・多和田葉子『雪の練習生』を読む ダニエル・C・オニール
ネーションとドメスティケーション : 大杉栄と金子文子の動物論 堀井一摩
フクシマ : 多和田葉子のドイツ語作品における、一つの「転換」? ベルナール・バヌン, 吉田安岐
人間家族より、多種と連れ立て! : 木村友祐作品と小林エリカ作品の母系をたどる マルゲリータ・ロング, 小田透
原発のなかの動物たち : 高橋源一郎の3・11後の文学を今日的に再考する フィリッポ・チェルヴェッリ
声の豊穣 : 震災後文学が拓く東北弁の可能性 新井高子
多和田葉子の震災後小説における暗示としての震災 : 震災後文学の読者論のために 藤原団
娯楽小説としての震災後小説、または認められざる3・11後文学について アンヌ・バヤール=坂井
水と3・11 : 連鎖する読み、その接続可能性をめぐって 金ヨンロン
汚染の言説としての「狂気」 : チェルノブイリとフクシマにおける汚染のナラティブをめぐって レイチェル・ディニット
災厄と日常 : 震災後文学としての川上未映子作品 由尾瞳
現実を変容させるフィクション : 岡田利規の演劇からこれからの日本社会を読み解く バーバラ・ガイルホン
生きものとして狂うこと 木村友祐
生産的でない未来のために : 小林エリカ「トリニティ、トリニティ、トリニティ」における震災とオリンピック 村上克尚
糞泥まみれのいのち : キャピタロセン批判として木村友祐の「聖地Cs」を読む クリスティーナ・岩田=ワイケナント
見たものを覚えていることができる/忘れることができる : 飴屋法水『ブルーシート』における当事者性 樋口良澄
身体とテキスト・「身体文学」としてのいとうせいこう作品 キャーラ・パヴォーネ
震災後文学における東北の声 : 木村友祐作品を読む 木村 朗子
震災後文学の現在地 木村 朗子
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