人体六〇〇万年史  上

ダニエル・E・リーバーマン 著 ; 塩原通緒 訳

人類が類人猿から分岐し二足歩行を始めてから600万年。人類の身体は何に適応しどのように進化してきたか。速さ、強さ、運動能力で他より劣るにもかかわらず厳しい自然選択を生き残ったのはなぜか。両手が自由になり長距離走行が可能になったことで得た驚くべき身体的・文化的変化とは。「裸足への回帰」を提唱する進化生物学者リーバーマンが、人類進化の歴史をたどりながら現代人の抱える健康問題の原因を明らかにする。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序論-人間は何に適応しているのか
  • 第1部 サルとヒト(直立する類人猿-私たちはいかにして二足歩行者となったか
  • 食事しだい-アウストラロピテクスはいかにして私たちを果実離れさせたか
  • 最初の狩猟採集民-現生人類に近いホモ属の身体はいかにして進化したか
  • 氷河期のエネルギー-私たちはいかにして大きな脳と、ゆっくり成長する大きな太った身体を進化させたか
  • きわめて文化的な種-現生人類はいかにして脳と筋肉の組み合わせで世界中に住みついたか)
  • 第2部 農業と産業革命(進歩とミスマッチとディスエボリューション-旧石器時代の身体のままで旧石器時代後の世界に生きていると‐良きにつけ悪しきにつけ-どうなるか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 人体六〇〇万年史
著作者等 Lieberman, Daniel
Lieberman, Daniel E.
塩原 通緒
リーバーマン ダニエル・E.
書名ヨミ ジンタイ ロッピャクマンネンシ : カガク ガ アカス シンカ ケンコウ シッペイ
書名別名 THE STORY OF THE HUMAN BODY

科学が明かす進化・健康・疾病
シリーズ名 ハヤカワ文庫 NF 511
巻冊次
出版元 早川書房
刊行年月 2017.11
ページ数 374p
大きさ 16cm
ISBN 978-4-15-050511-0
NCID BB25727735
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全国書誌番号
22981852
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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