政治の約束

アレント ハンナ【著】<Arendt Hannah>;コーン ジェローム【編】<Kohn Jerome>;高橋 勇夫【訳】

古代ギリシアで栄えたのち、西欧政治思想の「永遠の真実」によって阻まれ、マルクスの「歴史的必然」により沈黙させられた"政治"。それは、全体主義の「恐怖による同一化」を経て、いまや社会の「必要」に応える手段へと矮小化されている。はたして、政治にはまだ何らかの意味があるのだろうか。人間の絶滅可能性がすぐそばにある時代にあって、政治が約束するのは"自由"と"世界"の復興である。世界を気遣い、人間の複数性による終わりなき"活動"と新しい始まりへの展望を説いた、アレント渾身の書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 ソクラテス
  • 第2章 政治思想の伝統
  • 第3章 モンテスキューによる伝統の修正
  • 第4章 ヘーゲルからマルクスへ
  • 第5章 伝統の終焉
  • 第6章 政治入門

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 政治の約束
著作者等 Arendt, Hannah
Kohn, Jerome
高橋 勇夫
コーン ジェローム
アレント ハンナ
書名ヨミ セイジノヤクソク
シリーズ名 ちくま学芸文庫
出版元 筑摩書房
刊行年月 2018.3.10
ページ数 412p
大きさ 15cm(A6)
ISBN 978-4-480-09849-8
NCID BB25712170
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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