科学者と軍事研究

池内了 著

防衛省と大学との共同研究に道を開いた安全保障技術研究推進制度。発足後わずか三年で一〇〇億円規模にまで増えた予算を背景に、大学での軍事研究がいよいよ本格化しつつある。潤沢な研究費と引き替えに、科学者たちは何を失うことになるのか。全国各地の大学で議論のきっかけを生んだ『科学者と戦争』の続編。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 安全保障技術研究推進制度について(過去二年間の応募・採択の推移
  • 二〇一七年度の一一〇億円の予算 ほか)
  • 第2章 日本学術会議の態度表明(日本学術会議の会員選出法の変遷
  • 「安全保障と学術に関する検討委員会」の議論 ほか)
  • 第3章 軍事化する日本の科学(進行するさまざまな軍事協力
  • 軍事大国への道 ほか)
  • 第4章 研究者の軍事研究推進論(デュアルユース論について
  • 自衛論について ほか)
  • 終章 「国家安全保障戦略」と科学技術政策の関係

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 科学者と軍事研究
著作者等 池内 了
書名ヨミ カガクシャ ト グンジ ケンキュウ
シリーズ名 岩波新書 新赤版 1694
出版元 岩波書店
刊行年月 2017.12
ページ数 215p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-00-431694-7
NCID BB25149592
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全国書誌番号
23001382
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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