《オーストリア哲学》の独自性と哲学者群像

島崎隆 著

歴史的にいって、同じ中欧のドイツ語圏で、プロイセンのドイツとハプスブルクのオーストリアという2つの"ドイツ"が対立してきた。それは哲学・思想の世界にも反映し、"オーストリア哲学"の歴史的特徴を形成した。それはもちろんすべての哲学に妥当するわけではないが、大きな歴史的必然性をともなう。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 "オーストリア哲学"の独自性と19世紀転換期(世紀末状況)
  • 第2章 フリッツ・マウトナーと"言語論的転回"の開始
  • 第3章 エルンスト・マッハの哲学とレーニンの批判
  • 第4章 フェルディナント・エーブナーにおける信仰のことばと形而上学批判-時代の病理に抗して
  • 第5章 マルチン・ブーバーの"対話の社会主義"
  • 第6章 ウィトゲンシュタインはヘーゲル、マルクス、禅と融合可能か
  • 第7章 新ヘーゲル主義の登場とポスト分析哲学-対立から融合へ
  • 第8章 アルフレート・アドラーの心理学の流行と現代
  • 補論 プロレタリアートと宗教(オットー・バウアー)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 《オーストリア哲学》の独自性と哲学者群像
著作者等 島崎 隆
書名ヨミ オーストリア テツガク ノ ドクジセイ ト テツガクシャ グンゾウ : ドイツ テツガク トノ タイリツ カラ ユウゴウ エ
書名別名 ドイツ哲学との対立から融合へ
出版元 創風社
刊行年月 2017.12
ページ数 213p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-88352-240-8
NCID BB25144555
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22998954
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想