コミュニティ

ジグムント・バウマン 著 ; 奥井智之 訳

グローバル化と個人化がたゆみなく進行する世界。そのなかでコミュニティは、いかなる様相を呈しているのであろうか。かつて人々は、各種のコミュニティを安定的な生活基盤としていた。いまやそれらは衰退し、人々は自分で自分の進路を選択しなければならなくなっている。「失われた楽園」に戻りたい、という願望は根強い。その際人々は、安全と自由を同時に手にすることはできないというディレンマに直面する-。原子化される世界。そのなかを彷徨する人々。この現代のディアスポラ(離散)を「社会学の巨人」が渾身の筆致で描き出す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 ようこそ、とらえどころのないコミュニティへ
  • 第1章 タンタロスの苦悩
  • 第2章 引き抜いて、植え付ける
  • 第3章 撤退の時代-大転換第二段
  • 第4章 成功者の離脱
  • 第5章 コミュナリズムの二つの源泉
  • 第6章 承認を受ける権利、再配分を受ける権利
  • 第7章 多文化主義へ
  • 第8章 はきだめ-ゲットー
  • 第9章 多文化の共生か、人間性の共有か
  • 終章 ケーキも食べればなくなる

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 コミュニティ
著作者等 Bauman, Zygmunt
奥井 智之
バウマン ジグムント
書名ヨミ コミュニティ : アンゼン ト ジユウ ノ センジョウ
書名別名 COMMUNITY

安全と自由の戦場
シリーズ名 ちくま学芸文庫 は35-3
出版元 筑摩書房
刊行年月 2017.12
ページ数 250p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09825-2
NCID BB25070492
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全国書誌番号
23010418
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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