大坂 民衆の近世史

塚田孝 著

江戸時代、大坂で市井の人びとはどんなふうに生きたのか?どんな仕事をしていたのか?どんな人生の荒波にもまれ、どうくぐり抜けたのか?江戸時代の「褒賞」の仔細な記録を読みとくと、当時の職業などのほか、病に倒れた親を支える孝行な娘や息子、没落した主人を支え続けた奉公人など、「名もなき」人びとのドラマが見えてくる。本書は巨大都市大坂の形成や町の構造、そして当時の人びとの暮らしを解説する。また江戸時代の「褒賞」が、現在の叙勲や褒章の制度にどのように受け継がれたのか、その歴史をたどる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 巨大都市 大坂-社会と空間(舞台としての大坂-都市空間の形成
  • 町方の社会組織)
  • 第2部 孝子褒賞と忠勤褒賞(褒賞制度の展開
  • 孝子褒賞-褒賞のパターンと条件1
  • 忠勤褒賞-褒賞のパターンと条件2 ほか)
  • 第3部 都市民衆の諸相-生業と扶助(町の扶助と仕事
  • 大工職・陰陽師・按腹渡世-諸職と仲間
  • 遊女・茶立女と歌舞伎役者 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 大坂 民衆の近世史
著作者等 塚田 孝
書名ヨミ オオサカ ミンシュウ ノ キンセイシ : オイ ト ヤマイ ナリワイ カソウ シャカイ
書名別名 老いと病・生業・下層社会
シリーズ名 ちくま新書 1294
出版元 筑摩書房
刊行年月 2017.12
ページ数 286p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-480-07111-8
NCID BB25057803
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全国書誌番号
23015521
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言語 日本語
出版国 日本
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