連濁の研究

ティモシー・J・バンス, 金子恵美子, 渡邊靖史 編

日本語には、やま+さくら=やまざくらのように、複合語の2つ目の単語の頭の清音が濁音に変わる現象があり、これを連濁と呼ぶ。本論文集は、国立国語研究所の共同研究プロジェクト「日本語レキシコン-連濁辞典の編纂」の成果を編集したもので、歴史・音素やアクセントとの関係・法則とその理論的分析・心理学的分析・方言・言語習得など、各分野の専門家の様々な視点からの連濁の研究を幅広く網羅している。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 序説
  • 第2章 連濁研究史-ライマンの法則を中心に
  • 第3章 個別音素と連濁
  • 第4章 連濁とアクセント-普通名詞と無意味語の場合
  • 第5章 生成音韻論における連濁の理論的分析
  • 第6章 連濁の心理言語学的研究
  • 第7章 姓に見られる杉藤の法則と拡張版ライマンの法則に関する形態的・音韻的考察
  • 第8章 日本語母語児の連濁処理方略
  • 第9章 日本語学習者による連濁意識と獲得
  • 第10章 東北山形方言の連濁

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 連濁の研究
著作者等 鈴木 豊
三間 英樹
Vance, Timothy J
中澤 信幸
国立国語研究所
太田 聡
宮下 瑞生
川原 繁人
杉本 貴代
浅井 淳
渡邊 靖史
玉岡 賀津雄
金子 恵美子
竹村 亜紀子
バンス ティモシー・J.
書名ヨミ レンダク ノ ケンキュウ : コクリツ コクゴ ケンキュウジョ プロジェクト ロンブン センシュウ
書名別名 国立国語研究所プロジェクト論文選集
出版元 開拓社
刊行年月 2017.11
ページ数 249p
大きさ 21cm
ISBN 978-4-7589-2252-4
NCID BB24838934
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
22984451
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想