イスラームの歴史

カレン・アームストロング 著 ; 小林朋則 訳

一六億人にのぼるイスラーム教徒。だが、行動原理は外からは理解しづらく、欧米や日本からの偏見は根強い。本書は、世界的宗教学者がイスラーム一四〇〇年の歴史を概観。誕生から近代化、世俗化との葛藤までを宗教運動や思想的背景とともに解説する。十字軍以降、西洋は歪んだイスラーム像をつくり文明の敵と見なしてきたと指摘し、比較宗教の視点と事実の掘り起こしから、理解の修正を迫る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 イスラームの成立(預言者ムハンマド-アラブ社会とその思想
  • 正統カリフ時代-六三二〜六六一年 ほか)
  • 第2章 イスラーム国家の発展(ウマイヤ朝と第二次内乱
  • イスラームの思想運動 ほか)
  • 第3章 イスラーム世界の繁栄(新しい秩序-九三五〜一二五八年
  • 十字軍とイスラーム世界 ほか)
  • 第4章 世界帝国の時代(イスラーム帝国の時代-一六〜一七世紀
  • サファヴィー朝 ほか)
  • 第5章 戦うイスラーム(西洋の到来
  • 近代的ムスリム国家とは何か? ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 イスラームの歴史
著作者等 Armstrong, Karen
小林 朋則
池田 美佐子
アームストロング カレン
書名ヨミ イスラーム ノ レキシ : センヨンヒャクネン ノ キセキ
書名別名 ISLAM

1400年の軌跡
シリーズ名 中公新書 2453
出版元 中央公論新社
刊行年月 2017.9
ページ数 318p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-102453-4
NCID BB24428105
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全国書誌番号
22960140
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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