カレン・アームストロング 著 ; 小林朋則 訳
一六億人にのぼるイスラーム教徒。だが、行動原理は外からは理解しづらく、欧米や日本からの偏見は根強い。本書は、世界的宗教学者がイスラーム一四〇〇年の歴史を概観。誕生から近代化、世俗化との葛藤までを宗教運動や思想的背景とともに解説する。十字軍以降、西洋は歪んだイスラーム像をつくり文明の敵と見なしてきたと指摘し、比較宗教の視点と事実の掘り起こしから、理解の修正を迫る。
「BOOKデータベース」より
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