硝子戸の中

夏目漱石 著

常に書斎のガラス戸の中に座し、静かに人生を思い社会を観察した著者の小品集。余り多く自己の周囲を語らなかった著者がほとんど初めてここに自己の周囲を回想し観察し、その姿を赤裸々に描写した。中には著者の哲学と人格とが深く織り込まれているが、軽妙、洒脱、絢爛な筆致も特筆すべきものである。

「BOOKデータベース」より

自己を語ることに寡黙であった漱石が「自分以外にあまり関係のない詰まらぬ」事を書くとことわって書いた連作エッセー。記憶の底に沈んでいる体験や回想に光をあてることで静謐にして一種不思議な明るさに充ちた表現世界を生み出している。

「BOOKデータベース」より

自己を語ることに寡黙であった漱石が「自分以外にあまり関係のない詰らぬ」事を書くとことわって書いた連作エッセー。記憶の底に沈んでいる体験や回想に光をあてることで静謐にして一種不思議な明るさに充ちた表現世界を生み出している。

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 硝子戸の中
著作者等 夏目 漱石
竹盛 天雄
書名ヨミ ガラスド ノ ナカ
出版元 岩波書店
刊行年月 大正4
版表示 〔改版〕
ページ数 274p
大きさ 17cm
ISBN 400310112X
NCID BA85890602
BB24370333
BN00946744
BN01528171
BN04568762
BN10276262
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全国書誌番号
43022329
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

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