菅沼健太郎 著
従来、ヒトの脳内のレキシコン(心的辞書)では語彙は音韻論的な差異に基づいていくつかのグループに分かれていると考えられてきた。このグループ分けがどのように行われているのかを明らかにすることは当該言語の音韻レキシコンの構造を明らかにすることにつながる。本書ではトルコ語と現代ウイグル語を対象にそれぞれの音韻レキシコンの構造を明らかにし、「核と周辺」構造(Core‐periphery structure)を中心とした音韻レキシコン理論の妥当性を検証した。
「BOOKデータベース」より
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