島田謹二伝

小林信行 著

本書は、日本における比較文学の父にして、『ロシヤにおける広瀬武夫』『アメリカにおける秋山真之』『日本における外国文学』などで高名な島田謹二の評伝である。戦前から戦後にかけて多くの弟子を育て、佐藤春夫や司馬遼太郎などの作家とも親交を結び、精力的に研究活動に取り組んだ生涯。その生き様を、大学時代から長きにわたり薫陶を受けた元高校教師が、豊富な資料をもとに鮮やかに描き出す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 少・青年期(一九〇一〜一九二八)(日本橋・神田岩本町・お茶の水・神田一ツ橋界隈
  • 東北米沢・仙台へ
  • 憧れの大学へ)
  • 第2部 壮年期(一九二九〜一九五五)(台湾での生活
  • 祖国への帰還
  • 若く美しい学問)
  • 第3部 円熟期(一九五六〜一九八五)(比較文学の確立
  • 明治ナショナリズム研究の発展
  • ヨーロッパ各国・アメリカへの旅)
  • 第4部 晩年(一九八六〜一九九三)(花見をするように人生は面白い
  • 名残の夢)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 島田謹二伝
著作者等 小林 信行
書名ヨミ シマダ キンジ デン : ニホンジン ブンガク ノ ヨコズナ
書名別名 日本人文学の「横綱」
シリーズ名 人と文化の探究 13
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 2017.7
ページ数 498,11p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-623-07623-9
NCID BB24130103
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全国書誌番号
22935893
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言語 日本語
出版国 日本
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